最近、やや頭痛持ちが再発気味のnaokirinです。。。
個人的な話ですが、ここ数年すごく良かったのですが、また調子が悪くなってきてしまいました。
筋肉をほぐすストレッチなどもしつつ、調子を取り戻していきたいですね。
そんなことはさておき、今回は、チームメンバーとの 1on1 でやってみた話を書きます。
1on1 自体が対話だけだと少しマンネリ化してきたのと、もっと本音を引き出すのにどういったことをやるのが良いか悩んでいました(カウンセリングの本なども読んだりしましたが、個人的にはメンバーとの定期の 1on1 でやることとはちょっと違う感じがしました)。
そこで趣向を変えて、マネジメント3.0のプラクティスである、Moving Motivatorsをやってみました。
(なお、自分が知ったのは、マネージング・フォー・ハピネスという書籍です)
Moving Motivators とは
Moving Motivatorsは、大まかに以下のように進めます。
- テーマを決めます(チームでのプロジェクトに向けたモチベーション、仕事や会社へのモチベーションなど)
- 10個のシンプルな価値観/モチベーションのうち、個人個人が重要視しているもの/大事だと思っていることを順番に並べます
- その順番にした理由を、それぞれが共有します
- お互いの価値観やモチベーションへの理解を深めます
これにより、お互いの価値観やモチベーションの違いを知り、どのようなことを達成していきたいかというのを理解しあうことができます。
今回のやり方
やり方として、基本は上記のとおりですが、一部だけ変えてやってみました。
- ホワイトボードツールに画像として切り出しておく
- 「上位3つ」と「下位3つ」を選ぶ
- 上位に選んだ理由、下位に選んだ理由を共有する
上記でやった理由は、特に重視しているもの、ほとんど重要視していないものにフォーカスして話したいというのがありました。
やってみた結果
やってみた結果として、以下が 1on1 で引き出せるので良かったです。
- メンバーとの価値観やモチベーションの違いを知ることができた
- シンプルなカードの選択から個人の価値観の話をスタートできるので、単純な対話よりも本音を引き出しやすい
- キャリアパスなどが明確でないメンバーでも、業務でやっていきたいことや目指していることを深堀りしやすい
まとめ
1on1 で少し悩んでいた部分もあったのですが、こうしたプラクティスやエクササイズを時折織り交ぜて実施すると、対話では引き出しにくい部分の本音を引き出すことに役立つのではないかと思います。
同じように悩んでいる方がいれば、Moving Motivatorsのようなプラクティスをやってみると、いつもと違った気づきを得られるかもしれませんので、おすすめです。