ちょっと前にやったことだけど、入れ子マーカの復習。
少々概念だけでは分かりにくいところがあったので、書いておこうと思う。
「入れ子マーカ」("$")とは「任意の文を式にする。その式の値は入れ子マーカがおかれた位置における値である」らしいが、これだけでは何が何だか分からない(とくに私には)。
そこで簡単な例で理解してみることにした。
local Division in
proc {Division X Y ?D}
D=(X div Y)
end
{Browse {Division 5 2 $}}
end
商を表示するOzプログラム
かなり簡単な例ではあるけれど、これで商が表示される。(今回の場合は"2"が表示される)
つまり今回の場合は"D"の部分を"$"にしたので、{Division 5 2 $}は式となり、"D"の値がこの式の値(つまり商)となる、ということである。
この程度ではありがたみのない感じではあるけれど、理解するだけならいいかな。