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CppUnitのVisualStudioでの設定(準備編)

VisualStudio 2008にCppUnitの設定がちゃんとできたようなのでメモ。

まずはCppUnitからcppunit-<バージョン>.tar.gzをダウンロード。


解凍した後に、VisualStudioを起動。

VisualStudioでCppUnitのディレクトリの"\examples\cppunittest\CppUnitTestMain.dsw"を開き、プロジェクトの変換を行うかを尋ねるダイアログが表示されるので「すべてはい」を選択する。

すると3つのプロジェクト(「cppunit」「cppunit_dll」「CppUnitTestMain」)が入っているので、まずCppUnitTestMainを「ソリューションエクスプローラ」で右クリックし「スタートアッププロジェクトに設定」する。

次にCppUnitTestMainをまた右クリックし、「プロジェクトの依存関係」をクリックし、出てきたダイアログで「cppunit」「cppunit_dll」をチェックする(すでにチェックされていることもある)。

メニューバーから「ビルド」→「バッチ ビルド」を選択し、以下の図のようにCppUnitTestMainを構成する4つのプロジェクトをチェックし、ビルドする。
バッチ ビルド


これでとりあえず、必要なスタティックライブラリファイル(.lib)とダイナミックリンクライブラリ(.dll)が生成される。

ここまでで準備が完了。

次に、実際のテストを行う場合の設定をどのようにするかをみる。
次→CppUnitのVisualStudioでの設定(実行編)