「信頼される論文を書くために」という文書を読んで

「信頼される論文を書くために」(http://www.p.u-tokyo.ac.jp/wp-content/themes/p_u_tokyo/pdf/manual/manual_all.pdf)という東京大学大学院教育学研究科発行の文書があります。これは論文を書く人だけでなく、より多くの人に読んでもらいたい文書です。

先ほどTwitter上でこのページがあるということを知り、そして読んでみたのですが、少々私も悲しみを覚えた事件についても触れられており、その記憶がよみがえりました。またこれから大学院に進み、修士論文を書くことになる身として、記事として書こうと思い立ったところです。

東京大学で、論文における不正行為があったというのはニュースにもなりました。そこで東京大学で取り組みの一環として作成されたのが上の「信頼される論文を書くために」という文書のようです。

確かに、ネット環境の普及やデータの電子化が進んでいて、「コピー&ペースト」という言葉もあるように『元々ある情報を簡単にコピーできてしまう』という環境は当たり前になっています。当たり前であるがゆえに、そのことが一体どのようなことなのかということを意識することはほとんどありません。かくいう私もその一人です。

新しいことを生み出すというのはとても労力がいる作業ですし、一体どこからが「自分の作ったもの」であり、どこからが「他人の作ったもの」であるかという明白な区別は難しいところです。しかしながら、明らかな剽窃や盗用、偽造というのは自分自身で理解できるところだと思います。

私の記憶に残っていた事件というのは、物理分野において起きたデータ偽造の事件です。それについても上の文書の中で触れられています。当時から物理を学びたいと思っていた私にはかなり衝撃的な事件でした。先ほどその話を見て、それを聞いた時の悲しみと残念さがよみがえってきました。


私も来年度から大学院生となります。ちょうど「自らで生み出すということはどういうことか」ということを考えていました。これから論文を作成するときに自らが覚えた悲しみの残念さをしっかりと心に留め、自分が同じような過ちを生まぬようにしたいと思います。

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