今回、WACATE2011冬に参加してきました。
WACATEは「若手テストエンジニアによる、若手テストエンジニアのための、若手エンジニア向けワークショップ」ということで、たくさんのテストエンジニアの方にお会いすることができました。
ちなみに私はテストエンジニアでも、エンジニアでもなく、どっかで物理をやってる大学院生ですが、正直勉強不足だったかな。。。反省してます。
さっそく反省から入ってしまいましたが、感じたことなどを簡単に書いてみようと思います。
参加者
参加者はやっぱりテストエンジニアの方が多かったですね。
初参加の方も多かったみたいです。初参加の方が多いと言うのは、コミュニティが閉じてないということなので、本当に良いコミュニティだと感じました。
そして私を含め、学生が3人!
ソフトウェアテストの宿泊型ワークショップで学生3人はすごいですね。正直、私と大学の友人であるid:pocketberserker以外にもいらっしゃるとは思ってなかったです。
最近の学生はヤバいw(自分を除く)
ワークショップ
ワークショップは冬と夏で全然内容が違うみたいで、夏はがっつりテストについて、冬は広く新たな知見を広めるみたいな感じらしいです。
正直、今回は冬で「がっつり」と言う感じではなかったらしいのですが、超初心者の私にはなかなか濃い内容に感じました。
興味はあっても、自分自身ではテストについて語れることがほとんどないと言うことにも気がつきました。まだまだやることはたくさんありますね。
今回ワークショップ全体を通して「伝えること」が結構重要な要素になっていることに気がつきました。
絵で伝えるというのもワークショップにありましたが、自分で考えをまとめるときに雑多な情報を絵にしてまとめたりしていても、人に伝えるために絵をきちんと書くことに注意したことがなかったので結構難しかったです。
技法とか固定された図の書き方に惑わされず、伝えたいことを的確に伝えられるように絵が書けるのがベストですね!
分科会
id:kyon_mmさんの分科会へ参加しました。
成果は
http://twitpic.com/7uju6d
のようになりました!
これだけ見ると確実にヤバいですが、ちゃんと前提があってのお話です。
私としては「テストが無くても保障はできるか」と言う話だったので、まず最初に「保障すべきもの」を洗い出しているときの話の時点ですごく勉強になりました。
その後からは、色々いかにテストをせずに保障するかをいろんな方向から検討して行きました。
で、なにしてた?
楽しんでました!
すごく活発で楽しい3日間(前夜祭も参加させてもらいました)でした。
テストに対してまだまだ知らないことがたくさんありましたし、ドメインによってテストに対するアプローチや見識が異なっているということも分かりました。
まだプログラマの側(しかも趣味の領域)から見える小さな領域でしかソフトウェアテストが見えていなかったことに気がつけたことは大きかったです。
最後に
とりあえず、やりたくなったこと。
- WACATE夏に参加したい!
- JaSST参加したい!
- ソフトウェアテストの勉強!
- 開発全体を通してのテストを調べる!
そして感じたこと。
- テストに関してはまだまだ。もっと知識・経験をつける。
- 伝えるために何をすべきか、それを考えることも重要。
- ゆとり世代万歳(ぉ
参加されている皆さんが本当に真剣にテストについて、そしていかに自分の仕事・開発に生かすかを考えているその真摯な姿勢を間近に見られたことが今回参加して、一番良かったことだと思います。
私でも(なかなかきわどかったですが)参加できたので、もっと学生やテストを学ぼうとしている人もWACATEに参加してみるといいですよ!