What is it, naokirin?

イケテルAgile勉強会に参加してきました

福岡でアジャイルの勉強会ということで突撃してきました。


結果的には面白かったですね。アジャイルらしいコミュニケーションが取りやすい環境で、同じチーム ( グループ ) になった人とは会話が弾みました。

受注前の開発の提案をやってみよう!

最初はウォーミングアップとしてちょっとしたゲーム的なことをして、グループ内でのコミュニケーションを取りやすい形を取っていました。
最初にそのような時間を取ると、早い段階でコミュニケーションが取りやすくなるので新しく来た人がいてもやりやすいというのはありますね。

そうして場がある程度温まって、グループ内のコミュニケーションも程よく取れたところでECサイトの開発について、受注前に開発の提案を行うということを個々のグループで行い、発表するということを行いました。

結果としては「難しい」でしたね。
他のグループにはそもそもそのような開発を行っていると言った人が多かったのですが、私のチームにはほとんどいなかったらしく、あまり踏み込んでの開発提案というよりはある程度の内容にとどめようということにしました。

発表時にはある程度フォローしてもらいつつ私がメインで発表でした。ですが、そういうことに慣れていなかったのはありましたが、私自身1時間で出てきた話をまとめ切れていなかったのが問題でした。

上手く発表できた感じではなかったですね。準備できてないとその場でというのは難しい…。

他の方の発表も見つつ、開発の提案というのをいろんな形で考えてまとめるというのは面白かったですね。色々と発表の仕方なども参考になりました。もちろんネタがあったりという形の発表が多かったので、まじめな場でそのまま適用はできないと思いますけどね(笑)

ちなみに発表の中で聞いた話では、「会議は社外で」という話がありました。自社内だと自分たちに割り込みタスクが入る可能性があり、また相手企業の社内でも相手の方に割り込みタスクが入る可能性があり、そのような状況を排除するために取り組んでいるらしいです。

グループの方との話

グループの方と話したお話を少しばかり紹介。あまりプライバシーを害さないようにある程度にしますね。

福岡のある企業では新人は勉強会強制参加らしい、です。これはグループの方が新人の方でちょうど強制参加で来ていたらしいです。ある程度したら自分から参加という風に動いてくれれば、そういうのもアリかなと思いますね。やっぱり勉強会そのものの存在を知らない人もいると思うので、最初に会社側がアシストするっていうのは良いですね。勉強会参加の意義すら感じないみたいな会社に比べれば絶対良いですよね、ホントに。

グループの方に先生がいらっしゃって、勉強会の日の朝に締め切りの学生のコンテスト提出用の提出物の作成に付きあって前日から徹夜だったという話をされてました。学生としては、こういう苦労を先生にさせないようにしないといけませんね(汗)

もう一人の方は開発を実際にされているようで、「学生のころは勉強会に1回参加してから、参加しようとは思わなかったけど、今は参加する意義が分かります」という話をされてました。確かに実開発を会社でされている人にとっては勉強会は重要な知識・意見交換の場になりそうです。私自身も勉強会に参加する際の1つの理由はそうです。あとは同じ趣味や関心を持つ人とのコミュニケーションを取りたいからですかね。聞くだけならUstream配信でもいいですが、人とのコミュニケーションというのは重要です。


こんな形でコミュニケーションを取れたのはアジャイルっぽくていい、と素直に感じました。女性の方もそこそこいましたね。まあ、とはいえ比率的にいえば圧倒的に男性ばかりでしたが…

Rubyによる開発を行っている企業でのアジャイルの取り組み

実際の現場で取り組まれているアジャイルを聞けたのは貴重だったかもしれません。
さらに、人が分散している形で開発を行っているらしく、そのあたりの工夫なども紹介されていました。

主に使っているツールは

  • Skype - 通話など
  • Mikogo - デスクトップ共有( Skypeの映像だと文字が潰れやすいため、だそうです )
  • Cacoo - 図の共有
  • Git - 分散バージョン管理
  • Redmine - チケット管理
  • cucumber - BDDフレームワーク

だったと思います。あまり詳しくは覚えていないので…

あとは『Pivotal Tracker』というITSがあるらしく、これも活用しているとのことでした。この辺は詳しくないので、「へー」と感心するだけでした。

話を聞いている中で、フィーチャ→テーマ→カテゴリという機能のまとめ方もなるほどという感じで、この辺は経験や知識の少なさを感じました。
見積りポーカーはアジャイルの取り組みを行っているチームでは必ずと言っていいほど取りいれられてるみたいですね。今回も紹介されてました。

…トランプ買ってこようかな!

実は福岡はRubyに力を入れている!

福岡はRubyに力を入れているらしく、福岡県(?)がサーバを用意して、RubyRedmineなどの環境を整えた状態で県内でRubyでの開発に取り組む企業にある程度安い価格で提供しているらしいです。

また、勉強会を開催しているコミュニティ自体は『Engine Yard』というアメリカのRailsによるPaaSで有名な企業の誘致を行っているとのこと。福岡のRuby熱は随分と高まっているみたいです。



と、私の今回の勉強会参加の感想、および雑感を書きだしてみました。
福岡にあれほど盛り上がっているRubyのコミュニティがあることをこれまで知らなかったので、ちょっとびっくりでした。
実は同じコミュニティが前回開催していた勉強会がちょうど学んでみたいと思っていたRSpecだったらしく、ちょっと残念な気分でしたね。また機会があれば参加してみたくなる勉強会でしたよ。

勉強会を開催しようと思っている私としてはすごく参考になる勉強会でした。