タイトル通り、デブサミ関西に参加してきました!
今回はその記録です。
会場入りまで
休暇をとって参加したんですが、休みの日にあんまり早く起きたくないなぁみたいな考えのもとに午後から参加にしてました(ぉ
あとから発表資料見たりして、行ってもよかったかも、と思ったり。。。 まあ、すっきりした頭で午後から参加できたってことで、OKってことにしておきましょう。
行きは午後から参加ということでのんびりと小旅行くらいの気分で会場まで。 (神戸駅の阪神電車の改札からポートライナーの改札に行くまでにあるJRの改札に惑わされましたw)
会場入りしたタイミングがちょうど午前の部が終わったタイミングで、参加者の皆さんが昼食タイムの状況でした。
アジャイルのススメ
午後1つ目に参加したセッションは西村直人さんによる「アジャイルのススメ」。
豊富な開発経験によるお話は、詳細な手法にこだわらず、本質を突いているように感じました。
以下、自分が印象に残ったところを書き出していきます。
「お金を出す立場で考えると、大切なことが見えてくる」
意外と盲点になりやすいんじゃないかなと。 本当はすごく重要なはずなのに、忘れられやすいというか。
開発者が目の前のプログラムや開発のプロセスにとらわれすぎて、見失いがちなところをよくあらわしている言葉だなと感じました。
アジャイル開発を行うとなった時に、うまくいかない例
「アジャイル開発をやりたくないチーム」だそうです。
まず、どんなメリットがあるのかを説明したりとか、やる気を出させるところからスタートしないといけないために、ある種導入コストみたいな部分が多くかかってしまうみたいですね。
チーム内で自分以外がやる気がないときって、結構こういうパターンであきらめちゃう人も多いんじゃないですかね。。。
お客さんをアジャイルに巻き込む方法
「最初はお客さんには黙っておく」そうですよ。
ちょっと笑っちゃいましたw
でも、これには続きがあって、「自分たちをスーパーエンジニアに見せれば、自ずとお客さんから興味を持ってもらえる」そうです。
アジャイル開発のメリットを最大限に生かしてお客さんに価値を提供できれば、お客さんから逆に興味を持ってもらえるっていうことだそうです。その時に初めてお客さんに話せばいいと。そういう巻き込み方も確かに1つのパターンだなと思って聞かせてもらいました。
Web技術で開発するエンタープライズモバイルアプリ
こちらはスマホ向けにWebViewを用いた業務アプリを開発する際の注意点のようなお話がメインでした。
実際に仕事でこういった開発をしている人には結構有用なところは多かったんじゃないかなと思います。 (仕事でもプライベートでもやってないと、ちょっとピンとこない部分が多かったです…)
ただ、今後そういったことをする際にはちょっとしたヒントにはなるんじゃないかなと感じました。
Xamarinによるマルチデバイス・クロスプラットフォーム開発の実際
最近、プライベートではXamarinをいじってることも多くなったので、どうせならと聞きに行ってみました。
実際に仕事の開発で導入するのにはやはりXamarin自体への初期投資がかなりネックになったとのこと。 「やっぱりそうかー」と思いました。正直、高いですもんねw
登壇者の伊藤さんは頑張って導入するためにいろいろとやったそうです。 たとえば、ランチタイムの勉強会でいろいろ紹介したり、見積もりをする際にXamarinでやった際の見積もりも一緒につけてみたり。 導入したいって思ったら、やっぱりこのくらいガシガシやっていかないと難しいんだなと感じました。
その後、とあるプロジェクトで導入して、当時はXamarinの情報が少なくて苦労したそうですが、Xamarinで開発することでiOS/Androidで多くの共通化を行うことができたそうです。
やはりXamarinといえばMVVMでの開発、って感じですが、開発する際に重要になるのが、ModelViewとViewの部分の認識を合わせておくことが重要になるそうです。 なぜかというと、XamarinではiOSとAndroidでViewに関しては別に作る(MVVM Crossで開発していたそうです)ので、各プラットフォームでのViewがバインドする予定のものが異なっていたりするとModelViewの共通化が難しくなったりするからだそうです。
「継続的デリバリー」と「サービス仮想化」で変わる、エンタープライズアジャイル開発
次にこちらに参加させていただきました。
タイトル的に結構レベル高そうって感じだったんですが、予想通りw
いわゆるエンタープライズといわれる開発で既存システムや各システムの開発が並行して行われている状況での開発について、「サービス仮想化」という技術を用いて開発するというお話でした。
「サービス仮想化」という単語がなじみがない単語だったので、そのあたりについてはすごく勉強になりました。
デブサミ名物コミュニティLT
こちらはイベント感あふれる感じですごく面白かったです。
結構知らないコミュニティもあったので、要チェックって感じでした。
ちなみにLTは漫才形式のLTが多かったようなw
司会のまっちゃだいふくさんがおっしゃっていましたが、新しいLTの形なんですかねw
終わりに
今回、デブサミ関西に参加して、半年ほど前に書きかけてた(とある理由で放置してた)発表資料を引っ張り出して、書き直して会社の社内勉強会で発表してみることにしました。
参加してみて技術や知識を、しっかりと仕事に生かしてこそエンジニアだし、それをより多くの人に共有できてこそ仕事をよくできるのかなと感じたからです。(といっても、デブサミで聞いた内容とは全然関係ない内容ですw)
勉強会とかに参加するといろんな情熱みたいなものを分けてもらえる感じがしますね!
セッションの内容もさることながら、そのあたりでも参加してよかったなと感じました。